Audibleで使うイヤホン、音楽用と同じ基準で選んでいませんか?
僕は普段、Audibleを1.7倍速前後で聴いています。
使っているのは、オーディオテクニカのATH-CKS50TW2。
もともとは「SOLID BASS」を掲げる重低音系のイヤホンですが、Audibleで使ってみると、僕が便利だと感じたのは重低音ではありませんでした。
ナレーションの聞き取りやすさ、ノイズキャンセリング、外音取り込み(ヒアスルー)、そして長時間使えるバッテリー。
このあたりが、オーディオブックとかなり相性がいいんです。
そして使い続けて気づいたのが、
Audibleに一番いいイヤホンが1つあるわけではない
ということ。
散歩中と飛行機の中では、イヤホンに求める性能がまったく違います。
この記事では、Audible向けイヤホンを選ぶときに重視したいポイントと、実際にATH-CKS50TW2を使って感じたことを紹介します。
- ナレーションが聞き取りやすい
- 騒音の中でも聴きやすい
- 必要なときは周囲の音を聞ける
- 長時間つけても使いやすい
- バッテリーを気にせず使える
この記事を書いた人|ナギ
地方で暮らすアラフォー会社員。営業職として月約4,000kmを車で移動しています。
Audibleは約2年間利用し、これまでに122作品・1,010時間以上を聴いてきました。普段の再生速度は1.7倍速前後。
このブログでは、実際に聴いた本の感想や、Audibleを長く使って分かったことを実体験ベースで紹介しています。
結論|Audible向けイヤホンは「音質」だけで選ばない
音楽なら、低音、高音、解像感、音場なども重要です。
でもAudibleで追いかけているのは、基本的に「人の声」と「話の内容」。
だから僕は、
「どれだけいい音が鳴るか」より「どれだけラクに声を追い続けられるか」
を重視しています。
特に重要なのが、どこでAudibleを聴くのかです。

散歩なら、車や自転車など周囲の音も確認できることが重要です。
一方、カフェでは話し声やBGM、飛行機や新幹線では移動中の騒音を抑えたい。
ジムなら、大きめに流れているBGMを抑えてナレーションに集中したい。
同じAudibleでも、聴く場所によってイヤホンに求める機能は変わります。
「聞き取れる」と「ラクに聞ける」は同じではない
周囲が静かな部屋なら、多少イヤホンが違ってもナレーションは聞き取れます。
違いが出るのは、電車、飛行機、カフェ、ジムなど、周囲に音がある場所です。
音声聴取の研究には「Listening Effort(聴取努力)」という考え方があります。
簡単にいえば、同じ言葉を理解できていても、騒音がある環境では内容を聞き取るために、より多くの認知的な負担がかかることがあります。
これはAudibleそのものを対象にした研究ではありません。
ただ、
「聞こえるか」だけではなく「どれくらいラクに音声を追えるか」
という視点は、長時間オーディオブックを聴くときにも参考になります。
僕自身、1.7倍速前後で聴いていると、この差をかなり感じます。

騒がしい場所では「Audibleを大きくする」より「周囲を小さくする」
カフェや飛行機でナレーションが聞きづらいと、ついAudibleの音量を上げたくなります。
でも僕がATH-CKS50TW2を使うようになって感じたのは、逆の発想です。
Audibleを大きくするのではなく、周囲を小さくする。
ノイズキャンセリングを使って周囲の騒音を抑えれば、Audibleそのものの音量を必要以上に上げなくても、ナレーションを追いやすくなります。
WHOも、騒がしい環境ではフィットしたノイズキャンセリング対応イヤホン・ヘッドホンを利用することで、周囲の音に対抗して再生音量を上げる必要性を減らせると案内しています。
ノイズキャンセリング(ANC)は単に「静かで快適」というだけではなく、Audibleの声を追いやすい環境を作るための機能として考えると分かりやすいと思います。
僕がAudibleでATH-CKS50TW2を使っている理由
ここからは、僕が実際に使っているオーディオテクニカのATH-CKS50TW2を例に紹介します。

ATH-CKS50TW2は、オーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホンです。
公式には重低音を特徴とする「SOLID BASS」シリーズのモデル。
でも僕がAudible用途で気に入っているポイントは、実は「重低音」ではありません。
1.7倍速でもナレーションが聞き取りやすい
僕はAudibleを普段1.7倍速前後で聴いています。
ATH-CKS50TW2ではオーディオテクニカの「Connect」アプリも使っていますが、EQは特にいじっていません。
基本的にデフォルトの音のままです。
それでもナレーションはかなり聞き取りやすく、倍速再生でも言葉を追いやすいと感じています。
「重低音イヤホンだからAudibleには向かないのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
少なくとも僕の使い方では、そこは問題になっていません。

飛行機・カフェ・ジムではノイズキャンセリングがかなり便利
ATH-CKS50TW2には、ハイブリッドデジタルノイズキャンセリングが搭載されています。
僕が特に便利だと感じるのは、
飛行機・カフェ・ジム。
飛行機では持続的な騒音を抑えてくれるので、Audibleの音量を必要以上に上げなくてもナレーションを追いやすくなります。
新幹線などで長時間移動するときにも、同じ考え方が使えます。
カフェでも同様です。
そして、意外とよかったのがジム。
僕が利用するジムではEDM系の音楽がかなり大きめに流れていることがありますが、ノイズキャンセリングをオンにすると、それをいい感じに抑えてくれます。
もちろん、すべての音が完全に消えるわけではありません。
それでも、Audibleの声に意識を向けやすい環境を作ってくれるのが便利です。
Audibleを騒がしい場所でも聴きたい人へ
ATH-CKS50TW2は、ノイズキャンセリングとロングバッテリーを重視したい人にも使いやすいイヤホンです。
散歩では外音取り込み(ヒアスルー)に切り替える
反対に、散歩中はノイズキャンセリングを使わず、外音取り込み機能の「ヒアスルー」を使っています。
ヒアスルーは、イヤホンのマイクで周囲の音を取り込み、イヤホンを装着したまま外の音を確認しやすくする機能です。
僕の場合、周囲の人の声や環境音が適度に聞こえつつ、Audibleも問題なく楽しめる絶妙なバランスだと感じています。
ただし、ここは注意が必要です。
ヒアスルーを使えば安全、というわけではありません。
Audible自体の音量を上げすぎれば、当然周囲の音は認識しづらくなります。
交通量の多い場所や、周囲の音を聞き逃すと危険な場所では、イヤホンを外すことも含めて周囲の状況を優先したほうがいいでしょう。
駅や空港ではトークスルーも便利
旅行中は、ずっとノイズキャンセリングを使いたいわけではありません。
駅員さんと話す。
空港のアナウンスを確認する。
店員さんと会話する。
そんなときに便利なのがトークスルーです。
ATH-CKS50TW2では、周囲の音を確認したいときに使えるトークスルー機能も利用できます。
Audibleを聴く時間と、現実世界に意識を戻す時間。
この2つを切り替えやすいイヤホンは、移動中との相性がいいと感じています。
サイズは少し大きめ。でも、このデザインは好き
ATH-CKS50TW2は、最近の小型イヤホンと比べるとやや存在感があります。
耳が小さい人は、できれば購入前に一度試着したほうがいいと思います。
デザインも、かなりミニマルというより少し無骨。
ここは好みが分かれそうです。
ただ、個人的にはこの少しごつい感じが気に入っています。
特に男性のファッションには合わせやすいデザインだと思います。

写真で見ると、本体のサイズ感や耳からどの程度出るのかも分かりやすいと思います。
公式のATH-CKS50TW2特設ページでは、千葉雄喜さんが実際に装着しているビジュアルも公開されています。
イヤホン単体の写真だけではサイズ感が分かりづらいので、デザインや装着時の雰囲気を確認したい人は参考になると思います。
ケースを持ち歩かなくてもいい「マグネティックスイッチ」が便利
ATH-CKS50TW2で、個人的にかなり気に入っているのがマグネティックスイッチです。
イヤホンを左右に離すと電源ON。
使い終わったら、左右をマグネットでくっつけると電源OFF。
つまり、ちょっとAudibleを聴くためだけに、毎回ケースから出して、またケースへ戻す必要がありません。

散歩や家事など、
「少し聴く → いったん外す → また聴く」
という使い方が多いAudibleでは、この機能が思った以上に便利でした。
バッテリーが長いからAudibleと相性がいい
ATH-CKS50TW2は、バッテリーの長さも大きな特徴です。
メーカー公称では、
- イヤホン単体・ノイズキャンセリングON:約15時間
- イヤホン単体・ノイズキャンセリングOFF:約25時間
- ケース併用・ノイズキャンセリングON:約40時間
- ケース併用・ノイズキャンセリングOFF:約65時間
となっています。

Audibleは、1冊聴くのに何時間もかかる作品が珍しくありません。
だから、
「続きを聴こうと思ったらバッテリーがない」
というストレスが少ないことは、スペック表で見る以上に重要だと感じています。
ATH-CKS50TW2のデメリットもある
もちろん、すべての人におすすめできるイヤホンではありません。
僕が感じる一番分かりやすい弱点は、やはり本体が少し大きいこと。
耳が小さい人には、サイズ感が合わない可能性があります。
また、「できるだけ小さくて目立たないイヤホンがいい」という人にも向かないかもしれません。
逆に、
多少存在感があっても、ノイズキャンセリング・バッテリー・使い勝手を重視したい
という人なら候補にしやすいと思います。
ATH-CKS50TW2はこんな人に向いている
- Audibleをよく聴く
- カフェや電車、飛行機でも聴く
- 散歩では外音取り込み(ヒアスルー)を使いたい
- 倍速再生をよく使う
- ジムでもAudibleを聴きたい
- バッテリー残量を頻繁に気にしたくない
- ケースを毎回出し入れするのが面倒
- 少し存在感のあるデザインが好き
一方で、とにかく小さくて目立たないイヤホンが欲しい人や、耳が小さい人は、サイズ感を確認してから選ぶことをおすすめします。
高価格帯のANCイヤホンまでは必要ないけれど、ノイズキャンセリングやロングバッテリーを重視したい人に。
Audible向けイヤホン選びで迷ったら「どこで聴くか」から考える
Audible向けイヤホンというと、
「どのイヤホンが一番音質がいい?」
と考えがちです。
でも実際には、それより先に考えたいことがあります。
自分はどこでAudibleを聴くのか。
散歩が中心なら、外音取り込み(ヒアスルー)。
電車・新幹線・カフェが中心なら、ノイズキャンセリング。
飛行機に乗ることが多いなら、強めのノイズキャンセリングと長時間バッテリー。
ジムなら、大きなBGMを抑えながらナレーションを追えること。
正解は1つではありません。
僕自身は、散歩・カフェ・飛行機・ジムなど複数の場所でAudibleを聴くので、ノイズキャンセリングとヒアスルーを切り替えられて、バッテリーが長いATH-CKS50TW2が今の使い方に合っています。
Audible向けイヤホンを選ぶなら、
「音がいい順」ではなく、「声をラクに追える環境を作れるか」
という視点で選んでみてください。

まだAudibleを使っていない人へ
ここまでイヤホンについて紹介してきましたが、まだAudibleを使ったことがない人なら、まずは実際にオーディオブックを聴いてみるのが一番分かりやすいと思います。
散歩中。
家事をしながら。
電車や新幹線での移動中。
ジムで運動しながら。
これまで本を開けなかった時間を、読書の時間に変えられるのがAudibleの面白いところです。
僕自身も、イヤホンとAudibleを組み合わせることで、本に触れられる時間がかなり増えました。
耳からの読書を始めてみる
移動中や散歩、家事、運動など、これまで本を開けなかった時間にも読書を楽しめます。
\ Audibleの無料体験・最新キャンペーンを確認する /
キャンペーン内容は公式サイトでご確認ください
まとめ|Audibleでは「声をラクに追えるイヤホン」を選ぶ
Audible向けイヤホンで僕が重視したいのは、次の5つです。
- ナレーションの聞き取りやすさ
- 騒音環境への対応
- 周囲の音への対応
- 長時間使いやすいこと
- バッテリー
そして何より大切なのは、
「どこでAudibleを聴くのか」から逆算すること。
僕の場合は、
散歩では外音取り込み(ヒアスルー)。
カフェ・飛行機・ジムではノイズキャンセリング。
そして長時間のAudibleには、ロングバッテリー。
その使い方にATH-CKS50TW2がうまくハマっています。
音楽用イヤホンの「音質ランキング」だけでは見えてこない、Audibleで声をラクに追えるかどうか。
イヤホン選びで迷っているなら、ぜひこの視点でも比較してみてください。

コメント