Audibleを使い始めて約2年。
気づけば総再生時間は1,010時間、聴いた作品は122作品になりました。
僕は仕事柄、営業車で月に約4,000km走ります。
以前はただの移動時間だった車の中が、Audibleを使い始めてからは完全に「読書時間」に変わりました。
とはいえ、1,000時間以上使ってみると、良いところだけでなく、
「これは紙の本の方がいいな」
「最初は使い方を間違えていたな」
「このタイプの本はAudibleと相性が悪いな」
と感じることもあります。
そこでこの記事では、Audibleを2年間・1,010時間使ってきた僕が、長く使って初めて分かったことを10個にまとめました。
これからAudibleを始めようか迷っている方や、「契約しても本当に使い続けられるの?」と思っている方の参考になればうれしいです。
【この記事を書いた人】
⚬ Audible歴:約2年
⚬ 総再生時間:1,010時間以上
⚬ 聴いた作品:122作品
⚬ 主な利用場所:営業車
⚬ 走行距離:月約4,000km
⚬ 普段の再生速度:1.7倍前後

Audibleを1,000時間使った僕の利用状況
まずは、僕がどれくらいAudibleを使ってきたのか簡単に紹介します。
⚬ 利用期間:約2年間
⚬ 総再生時間:1,010時間
⚬ 聴いた作品:122作品
⚬ 月平均:約5作品
⚬ 主に聴く場所:営業車の中
⚬ 車の走行距離:月約4,000km
⚬ 普段の再生速度:1.7倍前後
こうして数字にしてみると、自分でもかなり聴いているなと思います。
ただ、最初から「1,000時間聴こう」と思っていたわけではありません。
車に乗ったらAudibleを再生する。
それを続けていたら、いつの間にか1,000時間を超えていました。
それでは、実際に使い続けて分かったことを紹介していきます。
Audibleを1,000時間使って分かったこと10選
①「読書する時間がない」はかなり解決できる
Audibleを1,000時間以上使って、一番大きく変わったのは「本に触れる時間」が増えたことです。
僕は仕事柄、営業車で月に約4,000km走ります。
以前なら、ただの移動時間だった車の中。
Audibleを使い始めてからは、この時間がそのまま読書時間になりました。
「本を読みたいけど、仕事をしているとなかなか読む時間がない」
そんな人は多いと思います。
僕もそうでした。
この悩みそのものをテーマにした本が、三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』です。
僕も実際に読みましたが、タイトルを見た時点で「まさにこれだな」と思いました。
仕事をして、家に帰って、それから本を読む。
読書が好きでも、毎日続けるのは意外と難しいものです。
でもAudibleなら、車の運転中でも本を聴くことができます。
僕の場合、「読書する時間を新しく作った」というより、
今まで読書に使えなかった時間を、読書時間に変えられた。
これが1,000時間以上続けられた一番大きな理由だと思っています。
※『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』については、別の記事で詳しく感想を書きます。
② 全部理解しようとしない方が続く
Audibleを使い始めた頃は、聞き逃すたびに少し戻して聴いていました。
でも、運転しながら聴いていると、どうしても内容が頭に入ってこない瞬間があります。
そこで毎回戻っていると、だんだん疲れてしまいます。
1,000時間以上使った今は、
「全部理解しなくてもいい」
くらいの気持ちで聴いています。
大事なところだけ頭に残ればいい。
面白かった本なら、もう一度聴けばいい。
そう考えるようになってから、Audibleがずっと気楽になりました。
「Audibleを聴いても頭に入らない」という人は、聴き方を少し変えるだけでもかなり違うと思います。

③ 再生速度は作品によって変えた方がいい
僕は普段、1.7倍前後で聴くことが多いです。
僕の場合、1.5倍〜2.0倍の間であれば、運転中のロードノイズがある中でも比較的言葉を聞き取りやすく、快適に楽しめます。
ただし、すべての作品を同じ速度で聴いているわけではありません。
内容が比較的分かりやすい本なら速め。
じっくり聴きたい本や内容が難しい作品なら少し遅め。
小説の場合は、ナレーターの話し方によっても変えています。
たとえば『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は1.8倍程度で聴きました。
「速く聴いた方がたくさん本を読める」と思いがちですが、内容が頭に入らなければ意味がありません。
一番速い速度ではなく、一番気持ちよく聴ける速度が正解。
これが1,000時間使って感じていることです。

④ Audible向きの本と、向かない本がある
Audibleは便利ですが、すべての本が音声に向いているわけではありません。
僕が比較的聴きやすいと感じるのは、
⚬ 小説
⚬ ストーリー性のあるノンフィクション
⚬ 内容が難しすぎないビジネス書
⚬ 会話の多い作品
などです。
逆に、
⚬ 図や表を何度も確認したい本
⚬ 専門用語が多い本
⚬ 前のページに戻りながら読みたい本
などは、紙やKindleの方が読みやすいと感じることがあります。
Audibleを使って「自分には合わない」と思った人も、
Audibleそのものではなく、最初に選んだ本との相性が合わなかった可能性もあります。
最初の1冊選びは、意外と大事だと思います。
⑤ ナレーターによって作品の印象がかなり変わる
これはAudibleを長く使って分かった面白さの一つです。
同じ文章でも、ナレーターによって作品の印象がかなり変わります。
特に印象に残っているのが『マルチの子』です。
この作品は以前、紙の本でも読んでいました。
それをAudibleでもう一度聴いたのですが、沢井真知さんの関西弁のナレーションが非常に良く、紙で読んだときとはまた違った感覚で楽しめました。
「読む」と「聴く」。同じ作品でも、体験は意外と違います。
一度読んだ本をAudibleで聴き直すのも、面白い使い方だと思います。

⑥ 長編小説とAudibleは意外と相性がいい
Audibleを始める前は、長い作品を音声で聴き続けられるのか少し疑問でした。
でも実際には、むしろ長編小説との相性はいいと感じています。
たとえば『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は25時間を超える大作です。
紙の本なら「読む時間を作らないと」と考えてしまいます。
でもAudibleなら、
今日の移動で1時間。
明日の移動でまた1時間。
というように、少しずつ進められます。
毎日の移動時間に聴いていると、長編でも意外と負担を感じません。
むしろ『不毛地帯』のような重厚な人間ドラマや、『海賊とよばれた男』のような熱量の高いエンタメ作品などは、長大な物語だからこそ「続きが聴きたいから早く車に乗りたい」と、毎日の運転時間が楽しみになるほどでした。
長編だからこそ、毎日の移動時間を使って少しずつ楽しむAudibleと相性がいいのかもしれません。

⑦ 聴き放題だから「合わなければやめる」ができる
これは1,000時間使って、かなり大きなメリットだと感じています。
紙の本を1冊買うと、
「せっかく買ったんだから最後まで読まないと」
と思ってしまうことがあります。
Audibleプレミアムプランの聴き放題対象作品なら、本屋で立ち読みする感覚に近いことができます。
気になる本をとりあえず聴いてみて、面白ければそのまま最後まで。
もしナレーターの声質や文体が少し合わないと感じたら、「あれ?なんか違うな」と気軽に見切りをつけて次の本へ移ることができます。
この気軽さがあるから、普段なら手に取らないジャンルにも挑戦しやすくなりました。
「買うほどではないけど、ちょっと気になる」という本にも気軽に手を出せる。
これもAudibleを使って読書量が増えた理由の一つです。

⑧ プレミアムプラン月1,500円の価値は「何冊聴くか」で大きく変わる
Audibleを検討している人にとって、月額料金はやはり気になるところだと思います。
Audibleのプレミアムプランは月額1,500円で、対象作品を聴き放題で楽しめます。
僕の場合、約2年間で122作品聴きました。
単純計算すると、月平均で約5作品です。
これまで支払った料金と聴いた作品数から計算すると、僕の場合は1作品あたり約295円になりました。
ここまで使えば、個人的には十分元が取れたと感じています。
ただし、これは誰にでも当てはまるわけではありません。
月にほとんど聴かないのであれば、割高になる可能性もあります。
プレミアムプランがお得かどうかは「月額1,500円」という金額だけではなく、実際にどれくらい聴くかで変わります。
「何冊聴けば元が取れるのか?」については、別の記事で実際に計算しています。

僕のように月に何冊も聴くなら、Audibleのプレミアムプランは使いやすいサービスだと思います。
⑨ 車移動とAudibleの相性はかなりいい
これは僕の使い方だからこそ、強く感じていることです。
僕は営業職で、月に約4,000km車で走ります。
Audibleを使う前、この時間は基本的に「移動するだけの時間」でした。
もちろん音楽やラジオを聴くことはありましたが、Audibleを使い始めてからは、
車に乗る=本を聴く
という習慣ができました。
片道30分の移動なら、往復で1時間。
それが平日5日なら週5時間です。
1カ月、1年と積み重ねると、かなり大きな時間になります。
1,010時間という数字も、一度に作ったものではありません。
毎日の移動時間の積み重ねです。
車通勤や仕事で長時間運転する人は、Audibleとの相性がかなりいいと思います。
※「車でAudibleを2年間使って分かったこと」は、別の記事で詳しく紹介しています。
⑩ 一番変わったのは「本に触れる量」だった
1,000時間使って一番良かったことは何か。
いろいろありますが、最終的にはこれだと思います。
本に触れる量が圧倒的に増えました。
約2年間で122作品。
もしAudibleを使っていなかったら、この122作品をすべて紙の本で読めたか?
僕の場合、おそらく無理だったと思います。
仕事をして、家に帰って、毎日まとまった読書時間を確保する。
それができれば理想ですが、現実にはなかなか難しい。
でもAudibleなら、運転中、移動中、ちょっとした待ち時間など、これまで読書には使えなかった時間でも本に触れられます。
Audibleを使って時間そのものが増えたわけではありません。
今まで使えなかった時間を、本に触れる時間に変えられた。
これが1,000時間使って感じる、Audible最大のメリットです。
1,000時間使って分かったAudibleが向いている人
2年間使ってきた経験から考えると、Audibleは特にこんな人と相性がいいと思います。
【おすすめな人】
✓ 車通勤や電車通勤の時間が長い
✓ 仕事で移動することが多い
✓ 本を読みたいけど時間がない
✓ 家事をしながら本を楽しみたい
✓ 小説が好き
✓ 毎日少しずつでも読書を続けたい
【あまり向かないかもしれない人】
・図表の多い専門書を中心に読みたい
・音声より文字の方が圧倒的に頭に入りやすい
・月にほとんど聴く時間がない
僕自身、すべての本をAudibleに変えたわけではありません。
紙の本、Kindle、Audible。
本によって使い分けています。
Audibleは「本を読む方法を置き換えるもの」というより、これまで本を読めなかった時間にも読書できる選択肢を増やすものだと思っています。
まとめ|1,000時間使ってもAudibleを続けている理由
Audibleを使い始めて約2年。
総再生時間は1,010時間、聴いた作品は122作品になりました。
1,000時間使って分かったことをまとめると、
- 読書する時間がない問題をかなり解決できる
- 全部理解しようとしない方が続く
- 再生速度は作品によって変えた方がいい
- Audible向きの本・向かない本がある
- ナレーターによって作品の印象が変わる
- 長編小説とも相性がいい
- 聴き放題だから新しい本に挑戦しやすい
- プレミアムプランの価値は使う量によって変わる
- 車移動との相性がかなりいい
- 本に触れる量そのものが増える
という10点です。
僕の場合、Audibleは単に「本を音声で聴くサービス」ではなく、
今まで何もできなかった移動時間を、読書時間に変えてくれるサービス
になりました。
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という本があります。
僕も実際に読みましたが、仕事をしながら読書時間を確保するのは簡単ではありません。
だからこそ、「読書する時間を作る」だけではなく、
今ある時間の使い方を変える。
という方法もあると思います。
僕にとって、それがAudibleでした。
もし毎日の生活の中に、通勤や運転、家事など「耳が空いている時間」があるなら、一度試してみる価値はあると思います。
Audibleが合うかどうかは、実際に生活の中で使ってみるのが一番分かりやすいと思います。
通勤や運転、家事などの時間に一度使ってみて、「これなら続けられそう」と思えば続ければOKです。
「自分の場合、何冊くらい聴けば元が取れるんだろう?」
という方は、こちらの記事も参考にしてください。


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